小説家になろう その令嬢、コミュ障につき。 フィーネ・カンツォーネ公爵令嬢は、この学園で『人形姫』と呼ばれ恐れられている。人形のように美しい顔で、人形のように言葉ひとつ話さないからだ。「自分から話さなくても他人が察して当たり前だと思っているんだ。なんて高慢な令嬢なのだろう」ーー学園の生徒たちはそう噂し、婚約者であるアレグロ王子が平民の生徒と仲.... 著者 : 前野 2021.03.12 小説家になろう