小説家になろう 貴方が平等に接してくださっていたら、なんの問題もなかったんですよ。今さらですが…… 結婚初夜に、新妻である私に、 「君を愛することはない。私が愛する人はただ一人だ」 と、王太子のルーモアが冷たい目をして言った。 まあ、こうなるだろうとはわかっていたから驚きや怒りは全くなかった。やっぱりこの男は将来の国王には不適格だとため息が漏れただけだった。 私は三段論法で夫になった男に向か.... 著者 : 悠木 源基 2023.12.27 小説家になろう