小説家になろう 天空城の白き魔女 シーラは、閉ざされた世界で生きていた。 物心ついた時から外出は厳しく制限され、生活は母親との二人だけ。 娯楽と言って良いものは本を読むことと母親との手遊びぐらいなものだったが、それでも本人は満足だった。 幼いシーラにとって、最愛の母とたまに訪ねてくる優しい父がいてくれたら、それで結構幸せだったのだ.... 著者 : 鍋敷 2022.12.30 小説家になろう