小説家になろう 「一度でいいから、僕とデートをしてほしい」 ロランは「可愛いラアラ。僕とデートをしてほしい」と会うたびに誘ってくる。だけど私がほしい言葉は言ってくれない。 その一言を口にしてくれるまでは、デートなんてしてあげない。 そう意地を張っていたら、ロランは何も言わずに遠くへ旅立ってしまった。 一晩泣き続け、私は決心した。後悔なんて、したくない。.... 著者 : 新 星緒 2020.09.25 小説家になろう