小説家になろう わたしの婚約者の瞳に映るのはわたしではないということ わたしの婚約者を、わたしのものだと思ってはいけない。 だって彼が本当に愛しているのは、彼の血の繋がらない姉だから。 彼は生涯、心の中で彼女を愛し続けると誓ったらしい。 それを知った時、わたしは彼についての全てを諦めた。 どうせ格下の我が家からの婚約解消は出来ないのだ。 だからわたしは、わたし以外の人.... 著者 : キムラましゅろう 2022.09.22 小説家になろう