誰も不幸にならないの小説一覧

小説家になろう

悪女とされるデジレ・ヴィス・ドゥー様は、どうも悪女というには邪悪さが足りないようです。

悪女というにはまだ少しだけ幼いし、わがままというには可愛すぎる十六歳で家を追い出されたお嬢様。 そんなお嬢様に拾われた女の子から見て、お嬢様はもはや愛されるべき存在なのでした。 ただそれだけのほのぼのした、ご都合主義の短いSS。 誰も不幸にならない都合のいいお話。 アルファポリス様でも投稿し....
著者 : 下菊みこと
小説家になろう

使えないと言われ続けた悪役令嬢のその後

アベリア・ハイドフェルド公爵令嬢は「使えない」悪役令嬢である。 乙女ゲームの悪役令嬢に転生したのに、最低限の義務である、王子の婚約者にすらなれなったほどの。 だから簡単に、ヒロインは王子の婚約者の座を得る。 それを見た父、ハイドフェルド公爵は怒り心頭でアベリアを修道院へ行くように命じる。 王子の婚約....
著者 : 有木珠乃
小説家になろう

「ズルい」と言われて婚約者を奪われた姉ですが、今では結構幸せです。

「良いなぁ」「お姉様ばかりズルい」「私に頂戴よ!」 そんな事ばかり言うジェニーに私も両親もほとほと困っていた。そして遂に婚約者であるリチャード王子もジェニーに奪われたのだけど、今の私は幸せなのよ。なぜなら…… ※ざまぁ等はない、みんな幸せエンドのラブコメです。....
著者 : 黒星★チーコ
小説家になろう

妹が「修道院には行きたくない」と泣くので、姉は婚約者を譲って自力婚活することにした

貴族は没落すれどもいまだ名を保ち、成金は勃興すれどもいまだ社会的地位を認められていない時代。新興ブルジョワ商の娘である「わたし」には、貴族の婚約者がいた。向こうの家の目当ては持参金、こっちの父の目当ては格式。当事者であるわたしと先方は、一度お茶を飲んだだけ。 多額の持参金を二回払う余裕のない父は、妹....
著者 : 仁司方