小説家になろう 「え?あの狼は殿下だったのですか?」「いまさら気づいてももう遅い。外堀はすでに埋めてある」~フェンリルの血を継いだ狼王子は勝手に番を見定めたようです~ 子爵令嬢ミアは、父親の左遷が原因で婚期を逃した身の上だった。 ミアはある秋の日に傷ついた銀狼フェンリルを介抱し、「未来の番」と呼ばれる。 その日からミアの運命は一変した。 王宮では第一王子と第二王子の王位継承争いが勃発。 なぜか第一王子に命を狙われたミアをフェンリルが救出した――と思ったら……? .... 著者 : 杓子ねこ 2021.01.22 小説家になろう