月葬の夜に、悪魔は愛をささやく

ある雨の夜。ルシェラは路地裏で異形の影に襲われた。
逃げる途中で迷い込んだのは、灯りのない闇の街ダークベル。そこで出会った銀髪の悪魔は、ルシェラの血を舐めてこう言った。
「君は聖女の末裔だ」と。

悪魔にとって聖女の血肉は抗えない誘惑のようで、隙あらば迫ってくる銀髪の悪魔レヴィリウスにルシェラは困惑しつつも次第に惹かれていく。
そんな中、ルシェラの前に赤毛の不良悪魔と、得体の知れない黒髪の悪魔が現れる。黒髪の悪魔の方はどうやらレヴィリウスと因縁があるようで……?

三人の悪魔と幼馴染みの神官に囲まれて、聖女の血を引くルシェラの純血が狙われる!?

貪欲にルシェラを求め、溺愛するレヴィリウスの真意とは?
悪魔と聖女の、艶めく恋愛ファンタジー始まります!

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