これを友情と呼ぶには無理がある

その日、小野寺綱吉は親友である阿部の結婚式に出席していた。
親友の晴れ舞台、本来であれば大手を振って祝うべきはずなのに、小野寺の顔はどこか浮かない顔をしていた。
それもそのはず、小野寺は阿倍のことが好きなのだから。
チャペルで愛しの花嫁を待つ阿部を見つめながら、阿部との出会いに想いを馳せる。

思えど思えどその思いは救われず、しかし打ち明けることもできない。
その気持ちの行く末はどこか。

ノベプラBLフェアの2作品目です。
全4話構成ですが、文字数に合わせて分けて投稿します。
少しでも皆さんで楽しんでいただければ幸いです。

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