土地神様は吸血鬼 ~人間に育てられた吸血鬼の日常~

周りに人の集落も無く、本来はダンジョンにしか生息しない吸血鬼。
しかし、森には捨てられてしまったのか吸血鬼の赤ちゃんがいた。

冒険者を引退した女性に偶然拾われて小さな村で育てられた。
赤ちゃんはシャーロットと名付けられた。

お母さんが亡くなるまで一緒に過ごしたシャーロットはお墓を建てた。
そして、同じ場所で眠りたいと願う。

お母さんも守っていた村を、シャーロットは守り続けた。
その結果、安全な村として評判となり人が集まった。

その頃には人々から尊敬されるようになっていた。

更に月日が流れ、村から街に変わる時に名前を変える事になった。
シェリル街、命名権をもらったシャーロットはお母さんの名前を付けた。

シャーロットが街を守る理由が1つ増えた。

500年以上の歳月が流れた時、彼女は土地神様として街の人々から崇められていた。

※吸血鬼シャーロットと周りを取り巻く人々との日常です。

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