神秘主義者の諸教混淆(シンクレティズム)

かつて神々の間ではとある遊びが流行っていた。
不幸にも亡くなってしまった人間や手違いで殺めてしまった人間に圧倒的な力やアイテムを与え異世界に解き放ちその動向を見るという遊び。
そんな中、ある事件が発生する。
神々から力を受け取った人間の1人が、神々の国へと攻め入ったのだ。
その戦いは熾烈を極め、力を欲する他の人間や神々に恨みを持つ魔獣に悪魔、更には邪神までもが参加した「反乱軍」と神々の大戦は後に「神々の死と滅亡の運命《ラグナロク》」と呼ばれこの戦いに勝利した神々は彼らに与えた力を恐れ討伐に乗り出した。

反乱軍の一応メンバーだった便利屋「神秘主義者《オカルティスト》」の異名を持つ男はその力のほとんどを封印され、討伐から逃れる為に永き眠りについていた。
しかし、邪神の手によってその眠りから無理やり目覚めさせられる。新たな依頼をこなす為に。

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