長年王国の危機を救い続けてきた近衛騎士アルフレートは、平民出身ながらこれまでの功績と努力により、国家経営や軍隊統率に大幅なボーナスを与える特殊スキル『組織貢献度SSS』と数々のチート称号を獲得していた。
そうとは知らずに毎日の職務に励むアルフレートだったが、陰謀によって無実の罪を着せられ、全財産を奪われた上に、国外追放処分にされてしまう。
失意のアルフレートを救ったのは、彼が長年手入れをしてきた祠に祀られる『拾う女神』。
アルフレートの能力を知らずに追放した王国は没落の道をまっしぐらに突き進む一方、女神の力により一〇代の少年へと若返り、伝説の武器や龍の主となって人生が一変したアルフレートは、自分と同じ『捨てられしもの』を集めて理想の国造りに挑む。
短期間で国を成長させたアルフレートは自分を追放した王国を飲み込み、大陸に覇を唱えるのであった。
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