罪を犯した聖女と元婚約者の最期の一ヵ月

著者:今紺 軌常

魔力の暴走により意図せずして二人の命を奪ってしまった聖女ルーチェ。そのことを隠蔽しようとした第一王子オスクリタとの婚約を破棄した彼女は聖女として日々を懸命に生きてきた。そんな彼女に依頼されたのは『余命一ヵ月の尊い方の看取り』だ。依頼されるままに訪れた地にいたのは、かつて愛したオスクリタだった。罪の意識に苛まれた聖女と身勝手だけれど平凡な幸せを願っていた王子の手遅れだった一ヵ月の話。
『「君を愛することはできない」と、同じ傷を抱える君に言った』(https://ncode.syosetu.com/n3261iz/)に出てきた聖女と第一王子の話です。

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