ギルドを逆追放された俺は、現実で美少女幼馴染との距離を取り戻す。元ギルメンたちはネカマに騙され内部崩壊したらしいが、今更謝ってきてももう遅い。幼馴染に君が好きだと告げるため、ネトゲを引退し大学を目指す

著者:ケイ

ある日、ギルマスたる自分一人を残し、ギルドはもぬけの殻となっていた。
次に待っていたのは「おまえをギルドから追放する」と抜けたギルメンたちからの追放宣言。ギルドの姫への注意が、悪逆非道の嫌がらせとして伝わったらしい。
謝罪と迷惑料のギルドの明け渡しの要求から、逃げるようにしてログアウト。
居場所を奪われた先の現実で待っていたのは、疎遠となっていた美少女幼馴染からのお声である。
そこで恋人として幼馴染に寄り添える人生を放棄した、自らの愚かさに人生失敗したと思ってしまった。
人生やりなおそうとネトゲと縁を切ろうにも、築いてきた全ては未練がましく捨てきれない。
かといってネトゲの世界にも戻れない。
そうやってただ時間を無為に過ごす中で、ある日、ギルドの姫が同じクラスのネカマだったことが発覚したのだった。

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