下働きの娘、転生したことに気づいたのは、お腹が痛くなった時。

著者:藤井

下働きのエリーは、深夜お腹が痛くなった時に転生したことに気づく。
この痛みは前世と同じ、急性虫垂炎、いわゆる盲腸だ。
給料を前借りして病院へ行けば、お腹の痛みはなくなったけれど、お金がない。借金返済のために公爵家の下働きを引き受けたエリー。そこにいたのは王都で結婚したい男ナンバーワンという噂の美貌の主。

「そうそう、知っていたか?この世界では虫垂炎という病名はないぞ。それに抗生剤なんてものは存在しない」
「あの、もしかして、日本をご存じですか?」
「フハハハハハ、やっと出会えたな」
「え?」
「逃がさないぞ、エリー」

そこでエリーは公爵様の重大な秘密を知ることになる。

下働きの娘と公爵様の出会いの話。

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