幼馴染を先輩に寝取られたので、先輩に捨てられた彼女と偽の恋人になって見返してやることにした。

「ねえ晴翔、私たち別れましょう」高校進学と同時に付き合い始めた幼馴染から別れを切り出されてしまった。
話を聞くと、幼馴染は先輩と浮気していてその先輩と付き合い始めたから別れて欲しい──そういうことだった。どん底に落とされた俺は失意の中で生ける屍のようになっていたのだが、その失意はやがて怒りへと変わる。幼馴染と先輩に復讐を誓った俺は先輩の元カノに声をかけて共に復讐しようと持ちかけたのだが、俺の考えた復讐方法では甘いと言われてしまい……本当に復讐として機能するのは「捨てられた側の自分たちが幸せそうに振る舞うこと」だと説得されることになる。そして俺たちは先輩と幼馴染の神経を逆撫でするために偽の恋人を演じることになり……

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