ありふれない婚約破棄に関する聴取

ユリウス王国は王政であろうと法治国家である。

だが、その法を破り王家の後継者たるアルフレッド皇子は自らの生誕祭で婚約者であるシルヴァーナ嬢に婚約破棄を言い渡し、子爵家の長子であるマリサ嬢と婚約すると発表する。
その後、思いもよらぬ事が次々と起こり、その収束のために終身法務官であるビョルン・トゥーリは王グスタフに直接、解決するよう指示を受ける。この事案を処理するために関係者の聴取を開始するビョルンだったが、その想いは複雑だった・・・。

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