初めまして殿下。あなたが婚約破棄し、国外追放した元公爵令嬢の従者です。主に代わり復讐に参りました。

著者:

男爵令嬢のセラは復讐に燃えていた。
セラの主であった公爵令嬢のレラジュが、婚約者だった第一王子のウィクスに謂れのない罪で糾弾され、婚約破棄と国外追放を告げられたからだ。
罪状は「身分の低い令嬢を虐げた」というもの。
使用人である自分へ友人のように接してくれた心優しいレラジュが、そんなことをするはずがない。
レラジュからウィクスの浮気について相談されていたセラは、すぐにウィクスの陰謀だと気づいた。
邪魔になったレラジュを、適当な罪を被せて追放したのだろう。
そしてそれから一ヶ月後の、ウィクスが浮気相手の令嬢との婚約を正式に発表するパーティーの日。セラは復讐を決行する。
真実の愛だの言ってますけど、殿下、自分がしたことをお忘れですか?

※本作品は若干の百合要素を含みます

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