幼馴染という呪縛からの解放  ~僕のが先に好きだったのに! 知らんがな~

著者:バネ屋

2年の新学期
興味深い二人の男女と同じクラスになった。

男の名は、飯塚マサト
陰キャでぼっち。 クラスでは壁を作り孤高を気取ってるつもりなのか、何考えているのかよく分からない男。

女の名は、鈴宮キヨカ
そこそこ可愛く、おっぱいの自己主張が凄い。
大人しそうな感じの子で、いつも同性の友達とニコニコしてお喋りしている。

そして、この二人の何が興味深いかと言うと、幼馴染で二人は付き合っているという噂をよく耳にする。

しかしこの二人、よく観察してみると、どうも付き合っている様には見えない。

飯塚は、鈴宮の前でだけ横柄な態度で彼氏ヅラ。
対して鈴宮は、迷惑そう。
普段も、話しかけるのは飯塚からばかりで、鈴宮からは話しかけることは滅多に無いし、飯塚を気にするそぶりも見せない。

なのに周りのクラスメイトたちは、二人は仲良しで付き合ってると思い込んでいる。

そして俺は、そんな二人を観察するのが楽しみだったんだが、傍観者のはずの俺がこの二人のドタバタに巻き込まれてしまった。そんなラブコメ。

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