疑惑の階段

著者:ran.Dee

「コンスタンツェ、君がちょうど一週間前のあの日、醜い嫉妬に駆られ、ここにいるフローラ嬢を大階段から突き落としたことが判っている。
複数の目撃者からの証言も得ている。
男爵家と公爵家、大きな身分差があるとはいえ、貴族籍を持つ者に危害を加えることは国法に反する。
無駄な足掻きはやめるんだ。」

「そのような戯れ言を本気でおっしゃっているのですか殿下。
もしかして我が公爵家は王家から疎まれているのかしら?」

軽いノリの婚約破棄断罪ものに仕上がりました。

※pixivでも公開しています

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー