拾われた聖女は、正体を隠した腹黒騎士様に奪われる

【完結:異世界恋愛日間40位・週間65位ありがとうございます】村の畑に突如現れた魔獣を騎士様が討伐した。その騎士様にナンナは魔力を持っていると気づかれる。ナンナは騎士様に王都へと連れて行かれ、急きょ、聖女として祭り上げられることになった。
聖女の後見人となった騎士様ことダレン・スウィフトの屋敷でナンナは暮らし始める。聖女としての仕事に忙殺されるある日、ダレンが魔獣討伐中に瘴気にあてられ一時王都へと戻ってきた。彼を癒すと「欲しいものはないか」と言うので「休みが欲しい」とナンナは答える。すると、休みを希望している旨をダレンは聖女専属の秘書のミザリーに伝えてくれた。そうして得た、はじめての休日をダレンと楽しんだナンナだったが、その夜から彼の様子がおかしくなり、翌日挨拶もなしに前線に彼は出て行ってしまう。
残されたナンナは、自身が魔獣討伐の褒賞として、騎士団長に嫁されることを知ることになる。ダレンを心配しつつ、自分は騎士団長に嫁す役目から逃れられないという中で、ナンナは自分の行く末に惑うのだった。
(構想期間:2021年10月17日~18日・執筆期間:2021年10月18日~25日・(C)柚祈)

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