うちのバカ王子がとんでもないことを言い出した

著者:獅堂 凛

かつて『史上並ぶ者なき愚者』と呼ばれた王がいた。その王は国民どころか世界中から馬鹿にされていた。しかしその側には常に一人の女性が居た。そしてその王が治める間、国は繁栄し続けたという。これはその繁栄の始まりの物語・・・ではなく、バカ王子がバカ王子なりに悩んだ挙げ句にバカなことをして、結果巧くいったというだけのお話。

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