【続編完結】ナイチンゲールは夜明けを歌う~疫病と魔物に苦しむ辺境の侯爵令嬢に転生したので、家族と領地を再生します。兄が引きこもりで初手から詰んでいるのですが!?~

著者:干野ワニ

 魔王領との国境地帯を治めるエルゼス侯爵家に生まれたフロルは、熱病で生死の境をさまよった12歳のある朝、前世(?)の記憶を取り戻した。小児科看護師だったミヤコは、準夜勤明けの事故で若くして他界(?)してしまったのだ。

 さて今世は華やかな貴族令嬢の暮らしを満喫……かと思いきや、当主である祖父はいつも不機嫌で、領主の仕事は代官に任せきり。フロルと同じ熱病で両親はすでに亡く、跡継ぎの兄は社交界デビューに失敗してもう4年も部屋から出てこない。さらに長年の凶作で領地は干上がり、貴族としての体裁を保つことすら難しくなっていたのである。

 生活環境改善のため、フロルはアラサーの処世術と知識を使って行動し始めたのだが──

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地味に前世知識を使って借金返済しつつ、家族を再構築したり、残念な求婚を回避したり、領地を再生したりする話です。

(1/28)「第三部:疫病駆逐編」開始しました。
南米で特効薬探したり、異端審問から隠れて予防接種始めたり、王都をロックダウンしたりするうちに、大人の事情で聖女になる話です。

※感染症や国境紛争に関するセンシティブな表現を含みます。ストレスを感じそうな方はご注意ください。

※この物語はフィクションです。実在の地名、人名、団体名、症例とは一切関係ございません。
※カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。

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