不幸少女の良縁〜強制的に結婚させられたけど、遠回りの末に二人は幸せになります〜

著者:鈴木 桜

スザンナは孤児で、生まれながらに不幸だ。
そんな彼女には恋人がいたが、二人は結ばれない運命だった。
この国には『婚姻統制法』という法律があり、健康な男女は国が決めた相手と結婚して子作りをしなければならない。それが義務だからだ。
スザンナはヴォルフ・シュミット伯爵のもとに嫁ぐことになった。
恋人と引き裂かれたスザンナだったが、夫となったヴォルフは「僕が君を愛することはない。子どもさえ生まれれば離婚して、恋人のもとに帰ればいいよ」と優しく言ってくれた。
その小さな幸せを信じたスザンナだったが、ある日思わぬ事件に巻き込まれてしまう。

※連載中「泣き虫令嬢の良縁(略」の番外編となる短編です

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー