どうやら愛されていたわけではなかったようです~なら自由になってもいいですか?~

著者:あさと

 イリアはものごころついたときからひとりきりだった。食べるものにも、寝る場所にも、着るものにだって困らない。けれど外には出ることはできないし、家族のぬくもりだって知ることはできない。それはイリアが病弱だからだと家族は言う。でも事実は、彼女の魔力を長く搾取するために用意された偽りだった。
 知らずに軟禁され搾取され続けていた子が、そこから助け出されるまでのはなし。

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