小さな勇気が繋いだ恋

著者:大介

王子クリスティアンと侯爵令嬢シェリルは両思い。
2人の母は親友で毎年の夏は王家の避暑地で一緒に遊ぶのが恒例。

10歳まで2人が同じ思いのままだったら婚約する予定だった。

しかし、6歳の冬にシェリルの母が流行り病で亡くなったのを切っ掛けに疎遠になってしまう。
王子はシェリルに会いたいけれど会いに行く勇気がなかった。

王子の10歳になった誕生日会で婚約者を決めることになる。

王子は勇気を振り絞った。
シェリルの家に送る招待状に『シェリルが来なければ会いに行きます』と追記した。

たった1行の追記した言葉。
それが疎遠になった2人の物語を大きく動かすことになる。

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