「シャーロット・カリスタ・リーヴズモア。お前に国家反逆罪の容疑がかかっている」
温度のない声音を放った男は、この国の国王フレドリック。シャーロットの父親だ。
「弁明はあるか」
「――いいえ」
シャーロットは悠然と微笑む。
「今この時をもって王太女の地位を剥奪。サージェント侯爵令息との婚約も破棄とする」
罪を認めたことで、地位剥奪と婚約破棄が国王によって宣言され、シャーロットは投獄された――。
「シャーロット・カリスタ・リーヴズモア。お前に国家反逆罪の容疑がかかっている」
温度のない声音を放った男は、この国の国王フレドリック。シャーロットの父親だ。
「弁明はあるか」
「――いいえ」
シャーロットは悠然と微笑む。
「今この時をもって王太女の地位を剥奪。サージェント侯爵令息との婚約も破棄とする」
罪を認めたことで、地位剥奪と婚約破棄が国王によって宣言され、シャーロットは投獄された――。
レビュー