「フハハハ。おまえの街を滅ぼしたのは我ら魔族ではない。女神だ」 復讐のため討伐した魔王はそう言って死んだ【ジャンル間違いではありません。ハッピーエンドの純愛物です】

著者:新天新地

魔族に故郷の街を滅ぼされ、俺は仲間も恋人も全て失った。それからはただ、魔族を殺すだけの毎日だった。心にあるのは復讐だけだった。やがて女神から加護を授かり俺は勇者となった。飛躍的に強くなった俺は魔族領に単身乗り込み魔王を討伐した。
「なぜ……なぜ俺の街をなぜ滅ぼした?」
「あれをやったのは我らではない……女神だ」
死に際の魔王は、俺の質問にそう答えた。
あり得ない! 俺が勇者になれたのも女神の加護を授かったからだ。女神は人族の味方だ。人族の街を滅ぼすはずがない。だが、魔王の言うことは本当だった。
――心優しい女の子と、彼女の優しさに救われた勇者の男の子の純愛ストーリーです。タイトルがとっても暗いですが、安心のハッピーエンドです――

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