ループ四回目。いい加減「愛してる」と言われながら王子に殺される運命から逃げるため、ウキウキで婚約破棄したつもり、だった。

著者:丸山華永

だけどなぜか、ヤンデレ王子が追いかけてきます。


「国王の命におき、ローザンナ・レーヴライン公爵令嬢と王子ティアルトとの婚約破棄を宣言する」
(はい!もちろん喜んで!)

婚約破棄を言い渡されているローザンナは、なぜかウキウキしていた。
実はローザンナの人生はこれで四度目。過去三度とも王子ティアルトとの子を身籠ったが、最期は何故か「愛してる」と言われながらティアルトにより殺される人生を送っていた。勿論、お腹の子と共に。他の人と結婚しても、結局その運命を変えることはできなかった。

だから今度こそは!と運命を回避するために、早々と婚約破棄をして修道院に入ろうとした、が上手く行かない。
そしてようやく婚約破棄に漕ぎ着け、ウキウキで修道院に向かったが……結局ティアルトが先回りして連れ戻されてしまった。

果たしてローザンナは、ヤンデレ王子から逃げ切ることができるのか?!

※タイトルのわりに、わりとグロテスクな表現も入ります。

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