拝啓十年前の私、その婚約者は浮気王子です。結婚は溺愛して下さる公爵様にしなさい。

著者:棘 瑞貴

突如届いたのは未来の自分からの手紙だった。

そしてその手紙には重要な事が2つ書かれていた。

1つ、私の婚約者は浮気をしており、婚約を破棄される。
2つ、オススメの婚約者は公爵家の跡取りである溺愛してくれるウェルスィ様、と。

そして予言通り婚約破棄をされてしまう。

「リリシア、君との婚約を破棄させて貰う」

未来からの手紙で事前に分かっていた事だもの、黙ってはやられません。
だけど私は悩む。果たして捨てられたからって安易にウェルスィ様と結ばれる道を選んで良いのかと……。

それでもやはり運命は──

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