例えば、こんな婚約破棄は許せますか?

著者:瑞月風花

フィン殿下は私に会う度にいつも同じことを言う。
「婚約破棄だっ」
だから、私も同じことを返す。
「殿下、それはお一人でお決めになることではありませんわ」

檸檬の木の下は彼を大切に思う気持ちで溢れている。でも、まだ彼はそれに気付いていない。
※いわゆる「婚約破棄」のお話ではありませんので、お気を付けください。

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