連載版 【夜の聖女】は眠りを守る~婚約破棄された上に人質にされましたが、嫁ぎ先の不夜城ではなぜかみんなに甘やかされています~

『【夜の聖女】は眠りを守る~婚約破棄された上に人質にされましたが、嫁ぎ先の不夜城ではなぜかみんなに甘やかされています~』の連載版になります。 https://ncode.syosetu.com/n8508id/
 
 連載版では加筆修正しているか所もございますので、ぜひ初めから呼んでいただけたら嬉しいです!

「イレーネ、お前との婚約は破棄させてもらう! そしてお前はグレノス公国へ嫁げ!」
「よかったじゃないイレーネ。役立たずなあなたが国の役に立つ時が来たのよ?」

 セイア王国の【夜の聖女】イレーネは突如婚約者だった王子と【昼の聖女】にそう告げられる。

 嫁ぎ先に指定されたグレノス公国は世界で一番魔物が多く、常に争いが絶えないとされている国。通称【不夜城】。
 小さい国ながら軍事力はセイア王国をはるかに凌ぐ強国に聖女を贈ること、それすなわち、担保としての人質行為。

「……承知いたしました」

 そうと分かっていてもイレーネは受けるほかない。セイア王国では【夜の聖女】は【昼の聖女】の付属品でしかないからだ。

(きっとグレノス公国でもひどい扱いを受けることになるのだろうな……)

 イレーネはそう覚悟してグレノス公国へと向かう。
 しかしイレーネを待っていたのは驚くほどの歓迎ムード。

 どうやらグレノス公国には【夜の聖女】を切望する理由があったようで……。

 これは虐げられてきた少女が大切にされて幸せになるまでの物語。
 ハッピーエンドです! ざまぁもあるよ!

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