樽栓を咥えた豚〜ある貴族令嬢の独白〜

著者:櫻井

「樽栓を咥えた豚だわ」

 初めてお会いしたお義母様が私を見て最初に口にした言葉でした。

機能不全家族で育った貴族令嬢のひとり語り。
幼くして母親を亡くし、親類に育てられるも仕事で滅多に家に戻らない父の突然の再婚でやってきた継母に親類は追い出され……。
デビュタントを前に、令嬢は自分の今までを振り返ります。

暗く重苦しい内容です。
児童虐待的な描写が出てきますので、苦手な方はご注意下さい。
上記理由からR15を付けさせていただきました。

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