姉の婚約者を奪い、婚約破棄を言い渡したものの、逆に論破され、全ての罪を一人被り処刑されることになった侯爵令嬢フィーア。全ての人が彼女を糾弾する中、たった一人、彼女を弁護する者がいた。それが姉であるクリスティーナ。
己の罪を悔いて、反省するも、ギロチンの露と消えるしかないフィーア。
処刑されることで多くの人の気持ちを晴らすことができるが、姉には罪を償うことはできないと知り、取り返しがつかないことをしてしまったことに気が付く。
神に贖罪する機会を懇願すると、時を遡り、巻き戻し人生を送ることに。
そして、彼女は成長し、再びあの婚約破棄の現場に足を一歩進めるのだった。
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