宝石は涙を流せない 〜呪いによって瞳を宝石に変えられ、王子に冤罪を着せられ婚約破棄された『悪逆聖女』は勇者様との幸せな婚約生活を始めます〜

主人公、エルミアは国を危機に陥れた宝石竜を討伐した。
しかし、その戦いで彼女は呪いにかかり、左目と左手が紅色の宝石に変わってしまった。

人々はエルミアを恐れ、呪いがうつると避けるようになった。

そして一年後、エルミアと婚約していた王太子イアンは、国王と教皇が他国へ首脳会議に出かけている隙を見計らい、エルミアとの婚約を破棄する。

さらに、伯爵令嬢であり聖女次席とされるケイトを非道な手段で虐めたという冤罪を着せる。

代わりにエルミアは人類の中で唯一聖剣を扱える勇者、アレク・フェンデルバルドと婚約することになる。

しかし、アレクの聖剣の力はエルミアの呪いを解呪する効果があった。

エルミアとアレクは惹かれ合い、押しつけられた婚約のはずが、いつしか本当の婚約へと変わっていく。

そして一ヶ月後、国王と教皇が他国から帰国する。

国王はイアンが勝手にエルミアとの婚約を破棄し、聖女の地位を解くという横暴な行動を取ったことを知り、イアンを王太子の地位から降ろす宣言をする。

イアンは形勢を逆転させるため、王都に魔物を引き寄せようとするが……。

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