風紀委員の幼馴染と俺

著者:にやり

「おい、制服はきちんと着ろ。シャツが出てるしネクタイも曲がってる!」
朝、登校時に校門を通り過ぎようとすると、風紀委員の高宮美月に呼び止められた。
口うるさいんだよな……。
彼女は、俺と同じ高校二年生で、鬼の風紀委員として恐れられている。
黒髪ストレートのロング、キリっとした目つき、整った顔立ち、剣道部に所属しており、腕前も県大会レベル。
更に、高校生離れしたスタイル、というように完璧超人だ。
そんな彼女に絡まれている俺は佐古秀哉。
中肉中背、部活は空手部に所属している。
俺と彼女の関係は……。

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