死にやすい公爵令嬢と七人の貴公子

著者:瀬尾照

鈴木イゾ先生によるコミカライズ1〜3巻と書籍版「死にやすい公爵令嬢」1・2巻が双葉社さまから発売中です。

八歳の春の夜、私ことアウレリア公爵令嬢エーリカは気がついてしまった。
あれ、私、ファンタジーの世界に転生してない?
しかも血なまぐさいと評判の伝奇ファンタジー乙女ゲーム「リベル・モンストロルム 〜幻の獣と冬の姫君〜」の中に。

鏡に映ったこの顔は、あのゲームのかませ犬な悪女キャラそのものだ。
主人公をはじめ、たくさんの登場人物に嫌がらせを繰り返したあげく、猟奇事件イベント開始の時報のように必ず死ぬ、まさに自業自得のしょっぱい悪役だ!

──こんな運命絶対イヤ?

いいえ、前世の記憶を思い出した私にとってはそんな事ないんです。

前世の私は逆切れヤンデレ男に「きっと俺に惚れている」なんて言いがかりで嫌がらせされまくっていた。
死因も、ほんの数回しか会話したことのない別のヤンデレ男からの刺殺なんだよね……。

高慢悪女エーリカならば、前世みたいに勘違いヤンデレ男は寄って来ないハズ…?

あとは自分が立てる事になる死亡フラグをどうにかすればいいだけ。
よし! まずは魔法学園で猟奇事件が始まる前に、死亡フラグをバキバキっとヘシ折ってみせる!!

って思ったらもう死にそうです。
ええっ、どういうことなのーーーー!?

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