私を生贄にしようとするサイコパスたちを、隠れた魔法の才能で見返します

著者:山田露子

十歳の時、父の愛人であるブース婦人とその子供キャメロンが屋敷に住み着き、伯爵令嬢オーブリーの人生はひどいものになった。暴力的なキャメロンはオーブリーを殴り、威張り散らし、暴れてばかりいる。父はブース婦人可愛さからキャメロンの肩を持ち、オーブリーを殴り虐待した。そして病弱な母は療養所に入れられてしまい、母を人質に取られたオーブリーは、父・愛人・その子供に逆らえないでいた。
オーブリーが23歳になり、縁談が持ち上がった。お相手は西の守護者である無敵のナイト辺境伯。オーブリーはなぜ自分にそんな良い縁談が舞い込んだのか怪しむ。
実は、「ナイト辺境伯は一年後に死ぬ。それを避けるためには生贄が必要で、花嫁が一年後に代わりに死ねば、ナイト辺境伯は助かる」というお告げがあり、オーブリーは生贄に選ばれたのだった。
「死んでたまるもんですか。一年が過ぎても、生き残ってやる。私は決して負けない――指を咥えて、私が勝つところを見ていなさい」
オーブリーの逆転劇が始まる。

☆ケンカップル。勝気なオーブリーと、のらりくらり失礼だが最強のナイト辺境伯との、恋と戦いの物語。(上下関係は度々逆転します)
☆新作三本 連載中! それぞれテイストが違うので、ほかの二作もぜひお楽しみいただけますと幸いです。
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【著者自己紹介/山田露子】
2022年に商業作家デビューしました。
これから叶えたい夢は、『絵本の出版』、『ホラー小説の出版』、『ゲームのシナリオを担当すること』です。

【著者受賞歴】
 ・第10回ネット小説大賞受賞(2022年)
 ・第1回アイリス異世界ファンタジー大賞銀賞受賞(2022年)
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