「マリア・ディートリヒ!
王太子の名のもとに、貴様との婚約を破棄す…」
「あ、はい、了承しました。
願ってもないことでございます!」
婚約していた王子から破棄を言い渡され思わず本音をポロリした公爵令嬢・マリア。
しかし意外そうな顔をしていた王子に、妹であるカトリーヌ王女が不思議そうな顔で尋ねる。
「5名の婚約者候補の中で【一番顔がいいから】といって自分で選んだくせに、…今更婚約破棄をすぐさま了承したくらいでなぜ驚いていらっしゃるのです?」
それをゴングに、浮気者自己中王子に対する、婚約破棄をしたい令嬢+妹王女の成敗が始まる。
※7/16 思いついた「5人の婚約者候補の残り1人のエピソード」を追記しました。
君の名は? ~悪役令嬢が、妹王女とともにここぞとばかりに言いたいことを言ってみた~
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