冥界の最下層に落ちた少年、闇魔法を極めた上に死を超越する~最弱冒険者が世界最強に至り、冥王となる~

著者:ラチム

14歳の少年が生まれながらにして持つスキル【忍耐】はあらゆることに耐えられる。
しかし少年は剣術が上達せず、低層のダンジョンで魔物を狩って日々を過ごしていた。
しぶといだけのザコやゾンビなどと蔑まれて、ある時は盾にされる。
虐げられながらも生きるために少年は戦い続けた。
ある日、少年はダンジョン内で二人の冒険者に殺されかけた上に地割れに落ちてしまう。
落ちた先は死者が行きつく死の世界、冥界だった。
冥界の亡者達の恐怖と強さに折れずに前へ進む。
やがて少年は【忍耐】の真価に気づく。
耐え続けることによって新たなスキルが芽生えて、果てには冥界の瘴気すら克服してしまう。
誰も知らなかった忍耐と冥界という相性が、世界でただ一人の闇魔法の使い手を生み出してしまった。
死の世界で恐怖や苦しみに耐えた結果、少年は死を超越した存在となる。
現世とは違う時の流れの中、少年は冥界で2万年以上も戦っていた。
冥界の頂点として君臨した少年は冥王を襲名して現世に顕現、自らを倫理として裁きを下す。

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