【短編版】公爵に利用されていた孫娘に転生したので、ハッピーエンドのために戦います ~「君を愛するつもりはない」と私を捨てた貧乏公爵を後悔させ、王子から溺愛されます~

著者:上下左右

 シンシアは王国で大商人として天寿を全うした。そんな彼女が目を覚ますと、不遇な目に遭っていた孫娘のクラリスへと転生を果たしていた。

 クラリスには婚約者のレオパルドがいた。貧乏公爵家の嫡子である彼は、金蔓とするために彼女と婚約するが、その一方で「君を愛するつもりはない」と浮気を認めるように要求する。

 だが転生を果たしたシンシアは、その要求をきっぱりと拒絶する。そしてもし浮気をした場合、破滅する旨を伝え、逆に婚約維持のために努力するようにと要求する。

 それからも大人しいと評判だったクラリスが変貌し、周囲をざわめかせながらも実力を認めさせていく。

 そんな彼女に、金髪青目のアレン殿下が興味を持つ。彼は生前のシンシアに惚れていたが、二度目の恋だと、今度は現生の彼女に恋心を抱き、溺愛していくのだった。

 本物語は、不幸な子爵令嬢が、転生した祖母の力で逆転劇を果たし、王子から溺愛されながらハッピーエンドを迎えるまでの物語である。

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