Saga of The Unknown〜覇権ゲーのせいでガチってたゲームがサ終したから、ちょっと殴り込んでくる〜

著者:蒼唯まる

 栄枯盛衰という言葉があるように、栄えるゲームがあれば衰退するゲームもある。
『剣と魔法と銃』をコンセプトにしたとあるゲームが覇権を握る一方、少年が中学三年間を捧げるほどにガチっていた似たコンセプトのマイナーゲーは、覇権ゲーの台頭によって強い逆風を受け、人知れずにサービス終了することになる。今まで逆張り精神が働いて一度も覇権ゲーに触れてこなかった少年だが、このサ終をきっかけに完全上位互換とも言える覇権ゲーに殴り込むことにした。
 サ終にまで追い込んだゲームがどんなものか確かめる為。それから——共に同じゲームをしてきた悪友二人との再会の為。
 そして、マイナー故に魔窟と化した環境で牙を研ぎ澄まし続けてきた猛者共が外界に解き放たれたことにより、ゲームは大きく変化していくことになる。

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