異世界で幽霊はじめました。~俺が憑いた公爵令嬢は、断罪劇を自ら回避する!

交通事故にあったマコトは、気が付くと異世界で幽霊になっていた。

宛もなくさ迷っていたところ、引き寄せられるように一人の少女に取り憑いてしまう。
王太子の婚約者として選ばれた公爵令嬢のソフィアは、初対面でいきなり王太子にブス呼ばわりされ、傷付き泣いていた。

「どこがブスだって言うんだ。すごく可愛いじゃないか」
思わず漏らした一言だったが、なぜかソフィアにはマコトの姿が見えて。
「ソフィアはちゃんと可愛いですか?」
「うんうん。男は心にもないことを言っちゃうときがあるんだ。バカだよね」
なぜかお馬鹿な婚約者の尻拭いに奔走することに。

そこからソフィアとマコトの不思議な関係が続いていく。
健気で頑張り屋なソフィアに心惹かれるマコト。
しかしソフィアは婚約者である王太子を恋い慕っていて。
そんな中、王太子はソフィアに婚約破棄を突き付けるのだった。

ソフィアの恋の行方は。幽霊となって彷徨うまことの運命は。
婚約破棄の運命にあらがう! ハッピーエンドストーリー。

※この作品は、ありま氷炎様主催の『第九回月餅企画』参加作品です。キーワード「涙」。
※2023.10.01夜、総合日間"短編"6位ありがとうございます!!

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