「愛しているなら死んでくれ」

著者:胡蝶乃夢

公爵令嬢オディールは腹黒い聖女エリカによって悪役令嬢へと仕立て上げられた。
オディールの愛する婚約者、王太子ジークフリートとの関係はエリカの出現により一変する。
優しかった彼がオディールに冷たい目を向け、公衆の面前で婚約破棄するまでに至ったのだ。
更に大罪を犯した悪女として一方的に断罪され、オディールの訴えは一切聞き入れてもらえない。
最後には「私を愛しているなら、死んでくれ」と毒杯を渡され、彼から自決を迫られる――。

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