はじまる前に終わっていた物語

著者:

クリスマス過ぎのある日、校内有数の美少女で知られる幼馴染の呼び出しを受けた僕は彼女と一緒にデートスポットで知られるショッピングモールのフードコートにいた。
はて、彼女は確か先日学内一のイケメン君に熱烈な告白を受けたはず?
なんで彼氏と一緒に思春期合体しないで僕に飯を奢らせてるのさ? え、妬いてるのか? なんで? むしろ昨日は家族総出で赤飯炊いて、今朝御裾分けしに行ったでしょ。え、聞いてないの。そっかー。じゃあ僕ちょっと外せない用事があるから先に帰──帰らせてくれたまえっ!

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