初恋はいつまでもひきずってしまうもの

著者:瀬崎遊

「私のこと好き?」と聞くと「好きだ」と答えてくれるけれど、思いの重さが違うようにしか聞こえなくて、目を伏せてしまう。
 それがきっかけだったのか、だんだん二人の距離は離れていってしまう。
 最後に「私のこと好き?」と聞いた日は、何の答えもなく、私は逃げ出すしか無かった。
 父に、縁談を進めてもいいと伝えると、話は簡単に纏まっていく。

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