侯爵令嬢ユリエル・ローデント、16歳。ある夜、王宮にて開かれた夜会でユリエルの妊娠が発覚した。そのため婚約者だった第二王子シェランから不貞を疑われ、その場で婚約を破棄されてしまう。しかしユリエルは子どもができるような行為どころか、キスすらしたことがなかったのだ。
「あり得ない、なぜこんなことに……」
苦悩するユリエルの前に現れたのは、夜会で意図せず妊娠の事実を暴くことになった王国随一の魔導士だった……
※12月10日夜、番外編を1話追加しました。その後の王家の人達の動向です。
※12月9日、数時間ですが、日間ランキングの10位に入りました。読んで下さった読者の皆様、ありがとうございました。評価して下さった方や、お気に入りに入れて下さった方、感想や誤字報告を寄せて戴いた方々にも感謝の念が絶えません。驚きのあまりしばらく狼狽えていましたが、後ほど感想欄の返信もいたしますのでよろしくお願い致します。
※カクヨム様、アルファポリス様でも掲載しています。
レビュー