貴族の子供が平民に育てられた弊害

著者:瀬崎遊

 侯爵家の子どもとして生まれて子供が、ある事情から平民へと預けられ、平民の子として育ってしまった。
 侯爵家には他には跡取りが居ず、跡取りを作ることが貴族の義務だと言われてしまう。
 強引に奪われたのなら、相手のせいにできたのに、優しくされ、余計に苦しむことになる。
 子供が生まれ、平民育ちの私に子育てには関わらせられないと言われ、三歳になると会うことも許してもらえなくなってしまう。
 寂しさから次々と子供を産むが、夫に愛情はまったくないのだと気が付き、離婚して侯爵家を出ていくことにした。

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