病弱令嬢の大誤算 ~ ヤンデレ伯爵は、いつも私をみている ~

著者:六花きい

婚約をして早五年。
冬限定で会いに来る婚約者は、手紙を送っても返事はなく、言葉すら交わしてくれない。

ついに我慢の限界を迎え、切羽詰まった私はふと良い方法を思いつき、そして。
――押してはいけないスイッチを、押してしまった。

「毎日、君を見ていた」
「婚約破棄なんて二度と口に出来ないくらい、溺れさせてあげるよ」

 うっそりと微笑む、婚約者。
 ――病弱設定は、もう、使えない。

※今年最後の短編です!ゆるめの設定でサクッと読めて、ラストはもちろんハッピーエンド!?です。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー