光属性美少女の朝日さんが何故か週末は俺の部屋に入り浸るようになった件について

 朝日 光(あさひ ひかる)は才色兼備で天真爛漫な学内一の人気を誇る光属性完璧美少女。
 学外でもテニス界期待の若手選手でモデルとしても活躍中と、まさに天から二物も三物も与えられた存在。

 一方、同じクラスの影山 黎也(かげやま れいや)は平凡な学業成績に、平凡未満の運動神経。
 学校では居ても居なくても誰も気にしないゲーム好きの闇属性陰キャオタク。

 陽と陰、あるいは光と闇。

 二人は本来なら決して交わることのない対極の存在のはずだった。

 しかし高校二年の春に、同じバスに偶然乗り合わせた黎也は光が同じゲーマーだと知る。

 それをきっかけに、光は週末に黎也の部屋へと入り浸るようになった。

 他の何も気にせずに、ただゲームに興じるだけの不健康で不健全な……でも最高に楽しい時間を過ごす内に、二人の心の距離は近づいていく。

『サボリたくなったら、またいつでもうちに来てくれていいから』
『じゃあ、今度はゲーミングクッションの座り心地を確かめに行こうかな』

 これは誰にも言えない疵を抱えていた光属性の少女が、闇属性の少年の呪いによって立ち直り……虹色に輝く初恋をする物語。

この作品はカクヨムにも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330667865915671

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